という訳でTGS2017のアフターレポートです。かなり長文です。
一言でまとめれば弱小同人作家がライオンの群れに放り込まれた感じでした。

・東京ゲームショウ2017にインディーゲーム出展社として初参加してきました。
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・事前準備
万全にやりました。
5月に出たTIF2017の反省を踏まえて発展形としてレイアウトや資料作成を行いまして、
かなり完成形に近いものを準備できたかと。お金を掛けずに見せたいことを全部見せる。

事前準備の反省としては、チラシの枚数が足りなくなったこと。
前2日でほぼ無くなったので後2日用に家のプリンタで増刷しました。
今回は単価5円(100部)のA4チラシをやめて単価2円のカードにしたのでコストは半分。
印刷を家でやれるのでデザイン変更など小回りが利くのも良いカードチラシを量産しました。

ただ、1000部以上チラシ刷るなら業者発注した方が楽だしコストも同等かなぁという面も。
1000部以上チラシが必要になるのは経験上TGSだけだったので、
他のイベントで1000以上はいらないです。絶対余らせないように会期中立ち回るしかない。

・全体概要
4日間10時~17時。1人で設営・チラシ配布・プレゼンテーション等行いました。
はっきり言ってキツいです。2,3日目は体力・精神面で辛くてダウンしてました。

自ブースの設営方針は、「ゲームで勝負しても勝ち目無い」のは分かっていたので、
「プロジェクトの全体像を見せる・キャラクター認知させる・情報量で興味を惹かせる」
作戦で行きました。実際、あの中では私のブースは異彩を放っていたと思われます。
良くも悪くも、目立った方が良いのは確実なので。恥を殺してとことんやります。

そういう理由で展示ゲームの試遊展示は控えめに行いました。
実際「ゲームやってもいいですか。」と言ってくる方はそんなでも無かったので、
ゲームを前面に出して展示を行っていたら何も強みをアピールできずに終わっていたでしょう。

私にとっては、「ゲームの展示会」というよりも「自IPのプレゼン」をしに行った
という考えです。9割以上の方は前者でしょうが、私はIPを売り込みたい人なので。
結構方向性変わってくるんですよね。ゲーム1本で外堀ガチガチに固めてきてる人たちとは。

・1日目・2日目:ビジネスデイ
3万人・3万人を頭に入れて動く。

うーんと。とりあえず今回も私の目指してる方面と直接的なコンタクトは得られなかった。
業者・プレス向けに特別に作っているパンフレットも出ませんでした。残念。
TIFの時はかなり貧欲に声掛けてましたが今回はチラシばっか撒いてたのでそんなもんかな。
たぶん、お手伝い1人居れば立ち回り変わってくるかなーと。人望の無さですね。

どうでもいい話ですが、1日目の後、交通費節約の為、会場近くで徹夜しました。
だって、往復3000円×4日とかバカみたいじゃないですか。徹夜するならするで準備を怠った。
これがアダとなり2日目、3日目に最高のパフォーマンスを発揮できずに悔しい思いをする。
会期中、椅子に座ってダウンしてたのはこういう理由があります。家に帰りましょう。

・3日目・4日目:一般日
10万人・10万人を頭に入れて動く。

ほぼチラシ配布デイ。開始から終了までひたすらチラシを配布するだけ。
ブースを覗いてくれた方には少し説明をしたり。そんなもんです。マジで。
出展者視点だとあんまり楽しくないですよ。まして一人で出展なんて。

人が多い一般日で一番嫌だなぁと思ったのは、両隣のブースが盛況で、
私のブース前が人込みで7,8割以上隠されてしまったこと…。最悪でした。

弱肉強食の世界なのであの世界では完全に弱者の私は食われるだけで
文句も言えないし、スタッフに言って整理頼んだとしても実際私のブースは
閑古鳥な訳で、自ら恥を晒してどうすんだ!という悪循環を生み出すわけですよ。

だからまぁ。ずうっと我慢してました。自ブースは捨てて通路に出てチラシ配布。
ね。精神面でもかなり痛手を負わされる訳っすよ。ネガティブにならずに活路を見つけよう。

・総括
まず反省。2,3日目のダウンによるパフォーマンス低下がもったいなかった。
TGS出展できる機会なんて滅多に無いのでこの機を十分に活用できなかったのは
多大な損失であり最も反省すべき点である。キリっと。
これが無ければチラシ頒布数+1.5~2倍にはなったかと…。本当やってしまった感。

後は感想ですね。
一言で言えば、国内同人・フリーゲームレベルの作品は場違いのイベントです。
皆お金と時間を掛けまくった渾身のゲーム作品を自信満々に出してきてます。
インディーで間違ってはならないのは周り皆「出展"社"ですから出展"者"じゃない」ですよ。
私が出展できたのはレトロフリーク系の人の目に留まって運が良かっただけです。マジで。

とりあえず、2000年初期~10年辺りに同人ゲームで一線だった様なレベルでは
あの中ではゴミみたいな目を向けられる気がします。※個人的な見解です。
まぁ元々ファン抱えてたりプレゼンの仕方とかを工夫すれば何とかなると思いますが。
無名が前時代ゲームのクオリティ1本で勝負しても功を成すことはできないのでは。と…。

TIFやデジゲー博なら全然行けると思います。BitSummitは知らん。出る気無い。
つっても国内も企業同人増えてるので年々レベル高くなってますけどねー。
こんなんばっかになると上辺ばっか注目されてアマ市場は完全に死ぬなー。ははは。
同人とインディーの垣根分けはイベント主催側できっちりやってもらいたいっすよねぇ。

後はそうですね。美少女系は風当たり強いっすわぁ~(爆笑)
コミケ何かはモロ二次元系のイベントなので見てくれるんですけど、
硬派ゲーマーは”美少女・アニメ系”ってだけで完スルーですよね。
こればっかりは自分でも分かっててやってるので別に良いんだけど。
愚痴っただけです。好みの違う人に無理に売り込んだってしょうがないですから。

・終わりに
まぁ。良かった。
費用(時間)対効果(宣伝)に見合ったかどうかは分かりませんが、
良い経験にはなったと思います。"TGSに出た"という箔を貰えたのも個人的に大きい。

地位も名誉も技術も後ろ盾も何にも無かった2014年末時点からここまでやってきて。
階段を1段1段登るように上り調子で展開を続けられたのは評価できると思います。

次の3年間でどんな"イベント"が発生するか分かりませんが、
まぁ。一先ずコンシューマリリースが最初にありますが。
ゲームに限らず別方面でも色々と展開や進捗ができたらなぁと思っています。

全ては私の精進次第なので、これまで以上に頑張っていきたいと思います。
そんな訳で以上です。かなり長文でした。ありがとうございました!

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