・懐古世代のゲーマーってもうゲーム卒業してる気がする。
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昔のゲームが好きすぎて今のゲームに適応できないゲーマーを
『懐古世代のゲーマー』と言うことにします。
昔のゲームも好きだし今のゲームも楽しめてる人は良いと思います。

SFC~PS1・GBA世代のゲームが好きって人絶対多いと思うんだけど。
この時代のゲーム好きな人って今のコンシューマにもソシャゲにも居場所無いからキツイよな。
ゲーム自体卒業するか、昔のゲーム懐古して繰り返しプレイするしかない状態だと思う。
というか自分がそう。無いなら自分で作ればいいよね。

私の場合、遊ぶ方は大分前に卒業してしまった。
有名どころは中古で安く買って大体やり尽くして、好きな作品は繰り返しプレイや制限プレイも沢山したので。
そこで最近のゲームに触れるかって言っても全く食指が動かないですしね…。
2Dが好きかと言うとそうでもなくて、ソシャゲも合わないしね。

今思うと、DSのRPGが自分にとって最後の砦だったと思う。そこそこやり込んで、付いていけたのはそこまでだ。
(DSを服の内ポケに隠し持って休み時間トイレの個室に隠れてゲームしてたの超懐かしい。意外とバレない。)

ちなみにその後、レトロパソゲーにハマったのが私だ。音楽メインだけどね。一気に80年代にタイムスリップした。
結果。見事に私の嗜好は現代に逆流する形になっていくのであった…。
だがそれがいい。それが俺の同人だから!(2回目)

ゲームの攻略本ってまだ売ってるのかな。昔はよく買ったんだけどな。
家の本棚攻略本だらけだよ。設定資料集とかしか買わなくなっちゃったよな。

古本屋行くと、昔のゲームの攻略本いっぱい置いてあってワクワクするよな。
ファミコン・スーファミ・ゲームボーイ世代の攻略本が味があって最高。
僕が古本屋で一番目を付けるのはこの時代の攻略本。
後は、裏技本がゲームカタログ代わりだった。あれで良さそうなゲーム見つけて買ってたよな。

ドラゴンクエストのあるきかた。って本が大好きだった。持ってる人なら絶対分かる。
なろう小説に剣と魔法のファンタジー多いのは書いてる世代がこの辺なんだろうなって推察できるよね。
ゲームファンタジーやMMORPG・ネトゲベースの小説も多いし。読み手の適応力も凄いよね。
もう皆ゲーム卒業しちゃってるんだろうな。別の趣味見つけたりして上手くやってるよね。

その内、攻略本よりネットの個人サイトの攻略情報の方がありがたくなっちゃって攻略サイトめぐりしてた。
昔行ってた個人サイトのブクマ辿るとリンク切れしてたりして結構つらい。
掲示板とかチャットとかオフ会で会った人たち何してんだろうなー。

昔は日本の市場しか見てなかったCS業界の人たちが、
今は海外主軸で考えるようになったから、純粋な日本向けに作られてた頃のゲーム好きだった自分何かは
今のゲーム合わなくなったのかなーって思ってる。
リアル志向とムービーゲーが跋扈し始めた辺りでもう大分身を引いてた。

PS3辺りでMGSが海外でめちゃくちゃ評価された辺りで国内CSが一気に路線変更した気がする。
海外でウケるにはリアル志向でグラに全振りするのが良いんだ。みたいな感じで。
あと国内で洋ゲーブームあったよねあの頃。FPSとか暴力ゲームの流行で。それもあると思う。

自由度に関しても、面白い自由度と面白くない自由度があって、面白くない自由度なら一本道の方が楽しいんだよね。
無駄に選択肢とか分岐とかパラメータとかフィールドがだだっ広い自由度は好きじゃないなぁ。
シンプルだけど奥が深いシステムの方が好き。DRPGなんかは面白い1本道ゲーの代表格だと思ってる。

3Dアクションでも、リアルな動きを追求してもっさりした動きでやらされるより、
そういうの無視してアニメみたいな快活アクションで動かせた方が遊んでる方は楽しいんだよね。
剣振るだけなのに何かすごい振りかぶってタメが長かったりしてそれ動かしてて楽しいのかなって思う。

常にリアルで美麗なグラフィックって疲れるんだよね。
ローポリでたまにイベントムービーが挟まれる程度が丁度よかった。それより面白いゲームやらせて欲しいよ。って感じ。
私が今基準の面白いゲームに適応出来てないだけで純粋なゲームとしての出来は今の方が良いのかもしれないけどね。
これは個人差あるかなぁ。

ソシャゲのガチャゲーが廃れて、買い切り作品の意識がこの時代になったら波が来るかもしれないなー。
CSはもうダメだと思う。壊滅的に業界の流れと自分の嗜好がマッチしてない。
国内需要メインに考えてるメーカーにだけ期待してる。グラに全振りなのは僕たちもう騙されないんで。

インディーゲームも合わない。あの辺のクリエイターが目指してるのってCSゲーの真似事なので。
劣化コピー見せられてもうーん。としか言えない。
その点、同人ゲーやフリゲーのクリエイターの方が本質見えてる人が多いから熱いよなぁ。
グラなんか貧弱でいいんだよゲームやりたいんだから。

あのリアルで美麗なグラフィック実現する為に莫大な予算が必要ならもう全部捨てちゃえばいいのにと思う。
PS1に懐古しよう!(無茶振り)低予算でいいから冒険しまくる作品出しまくってくれ。

僕みたいなのは声のでかいだけの懐古主義者だと思うので、あまりアテにしない方が良い。
売れるのは今風の作品なので。古臭い作品出したってメジャー層には当たらないです。
自分で言っててアレだけどね…。
たぶん。合わなくなった人たちはとっくにゲーム卒業して他の趣味見つけてると思います。

売れるもの作りたい人と、自分の嗜好に合ってる作品(=自分で遊びたい)作りたい人は決定的に考え方違うよね。
売れるもの作って行かないといけない人たちは僕からすると心底面白くないだろうなーって思う。
だからゲーム会社に入りたいなんて思ったこと一度もない。自分の作品作れないじゃない。

最後に。ゲームって結構簡単に卒業できます。他に夢中になれる物が無いからゲームに依存するんだと思う。
僕みたいに懐古こじらせちゃった人は、合わなくなったら卒業しちゃうと良いです。別の趣味見つけましょう。
昔のゲームも好きだし今のゲームも楽しめてる人は良いと思います。正直、羨ましいです。

なろう小説書いてる人たち何かはこの世代だと思うので凄く親近感湧くよね。
好きだった頃の作品のインプットを活かしてアウトプット側に回ってる。
異世界とか剣と魔法のファンタジーはまさにこの世代のゲームだから。

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