・ドットRPGの将来性と昨今のレトロブームについて。
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どうやら、前に挙げた商業タイトルが初週10万本超えてたみたいです。
新規IPで10万超えは普通にヒットの部類に入る模様。良かったですね。
個人的に2000円くらいであればDL販売も含めてミリオン狙えた気もするけど、
7000円で出してきたことも挑戦的で色々と参考になったと思ってます。

結論。ドットRPGは(海外と懐古ゲーマーに刺されば)まだイケる!
20代以下の(ドットで育ってない)人やソシャゲをメインに遊んでるユーザーは買ってないでしょう。
この辺はやっぱり当たってた。(某イカゲーはライト層にもしっかり刺さってたので凄い)

以下は当時Twitterで書いた内容に少し補足肉付けしてブログにまとめてます。

本当によく出来てるよな…。ドットRPG特有の安っぽさというかツクール感がパッと見感じられないのはマジで大きい。ドット絵のSDキャラクターを許容できるかどうかしかない。背景やフィールドは申し分なくハイレベル。大好きです。

ドット絵ベースのゲーム作る身として、どうやって安っぽさを感じさせないかがすげえ難しい。
プログラミングしてフリーのツールで作れてしまうゲームを作ったところで何の独自性も感じられないからなー。

○○ツクール系や○○エディタ系がドット絵ゲームクリエイターにとって脅威なのはそこ。
素人が僕らと同じレベルのことを勉強も何もせずにできてしまうのでばからしくなってくる。

まぁ。ツールで作れないようなゲーム作れば良いだけなのでそこはプログラマーの腕の見せ所なんだけどな。

今は丁度レトロゲームや昔の作品をリバイバルするブームの流れなので色んな業界で懐古プッシュされてるけど、バブルが弾けたときは結局のところ現行作品みたいなのが残るんじゃないかなー。

世代関係なく普遍的に受け入れられるタイプの方が強いと思います。当たり前だけどな。
作品は何でもそうなんだけど、最初の印象であっだめそう…って思われたら終わりなんで
(ゲームならスクショやPV)そこをいかに回避させるデザインや中身を練らないとコケる。

一見して安っぽいって評価が下ったらそれ以上の評価は出てこないからな基本的に。
プレイしてもらうには物好きな聖人を探すしかない。大衆のユーザーはそんな物に手を焼いてくれるほど暇じゃない。
選択肢は他にいくらでもあるから。

ダメな物をいくら改良したりボリューム増やしても評価は覆らないからな。
低評価・クソゲーの烙印を押された瞬間終わりなので切り捨てた方が良い。

最後の方は強い言い方が多くなったけど、3年くらい創作して発表してきた人間の経験則から言ってます。
「良い物は溢れている」のでそれを前提に戦わないと絶対に勝てません。
「ダメなものはダメ」なのも変わらない。ストイックかつドライに物事を見ないとな。

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