・優秀な企画屋の前では技術者は足で使われるだけ。
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自分で言うのもあれだけど普通に面白そう。今設計しているゲームのことです。

自分がやりたいゲームを自分の世界観とキャラ乗っけて作るのが一番楽しい。
ゲーム性がしっかりしててかつ世界観とキャラが魅力的じゃないとやらない。長時間拘束されるRPGなら特にそう。
作り手の立場で、ゲーム性がしっかりしててかつ世界観とキャラが魅力的になるようにゲーム作ってるのが僕のスタンス。

ゲーム性がしっかりしてても一発ネタのアイデアゲー路線は僕はやりたいと思わないので作らないです。嫌いでは無いけど。
逆にゲーム部分がオマケのミニゲームみたいなのでただひたすらノベルを読まされるゲームは退屈で何が面白いのか全く分からない。
映画とかアニメ見るわそんなん。

ただ売れやすいのは後者かなって思う。
シナリオ8割、ゲーム性2割の総合力でもシナリオが突き抜けてれば爆売れするのがゲーム業界。
ゲーム部分が面白いゲームはいくらでもあるので。売れたらすぐシステムパクられるしな。
面白いシナリオを書ける人間はたぶんどの業界でも重宝されると思う。
面白いシナリオに面白いゲーム性を乗っけたら誰も勝てないし。

個人的にディレクターが設計兼ライタータイプのデベロッパーが一番成功しやすいと思う。
開発や素材は外注に丸投げすればいいんで金さえ積めばゲームは良い物は出てくるから。
設計とシナリオでオンリーワンになれる能力を持ってれば売れるゲームは簡単に作れる。と僕は思う。

割とマジで僕の考えた最強に面白いゲームシステムと僕の考えた最強に感動するシナリオとキャラ設定書き溜めてる
黒歴史ノート持ってる人が売れる人間に一番近い。
クソ真面目に技術書とにらめっこしてプログラミング勉強してる人はそいつらの考えたゲームを作る側にしかなれない。

書いた文章が100%ヒットする天才的な文章力持ってる人ならどの業界でも勝てるだろうけど、
なろう底辺レベルの最低限の文章構成力と設定作れる程度なら100万~500万の相場で他人にゲーム作らせたら良い。
ソシャゲのガチャに金溶かすくらいなら人集めて監督側になった方が良いよなー。

創作の分野で一番評価されるのは監督なので。下っ端は所詮歯車。社畜と同じ。
優秀な企画屋の前では技術者は足で使われるだけなので僕はゲーム会社に入りたいと思ったことは一度もない。

最初は大きなプロジェクトの一員になれたことに感動するんだけど、あれ最初だけ。慣れなんで。
よーく考えると自分の作品でも何でもないし、原作者の居る作品ならその人の成功をお金を貰って手伝ってるだけで自分は雇われだからねー。

自分の人生切り売りして何で他人の成功を手助けせにゃならんのだ。むなしくなるわ!
僕はまぁ。その辺で良い経験させてもらってきたので恵まれてはいるんだけど。
若かったからプライドもあったし気付くのも早かった。

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